豊かな恵みに感謝する『山の日』



今日は8月11日、『山の日』。
『山の日』は平成28年(2016年)から設けられ、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」という趣旨で制定された国民の祝日です。

ふだん市街地で暮らしていると、改めて山について考えることは少ないかもしれません。実は、日本の国土の約66%は森林に覆われています。世界の森林率の平均は約30%なので、日本が世界の中でも緑に恵まれた国ということがわかりますね。


なぜ『山の日』は制定されたのでしょうか。
他の祝日と異なり、山に関する特別な出来事などの明確な由来があるわけではなく、「山の日」を国民の祝日にしようという様々な動きによってできました。

1995年に「海の日」が国民の祝日になると、山梨県をはじめ複数の府県で「山の日」ができ、2002年の国際山岳年に「山の日」制定の構想が本格化しました。
その後、「山の日」を国民の祝日にする運動が全国に広がりました。

出典:All About 山の日とは?なぜ8月11日が祝日になった?由来・意味より
https://allabout.co.jp/gm/gc/464497/



豊かな森は澄んだ空気をはじめ、多様な生物、緑溢れる美しい景観、そして美しい水を生み出し保ち、またその水は川を流れ、田畑を潤し、海へとたどり着く。計り知れないほどの恩恵を森という自然から受けながら私たちは生活をしています。
また山は水源を保つ役割だけでなく、樹木の蒸散効果で暑さを和げてくれたり、地面に根を張ることで土砂災害を防いだりと、生活に密接に関係しており、私たちにとってなくてはならないものであることを改めて考えさせられます。



小倉 縞縞が生み出してきた小倉織にとっても、山はなくてはならないものです。
小倉織は、自然素材である木綿糸を用い、四季折々のイメージをデザインに取り入れて、伝統を創ってきました。それは豊潤な水が育む森や海といった自然、つまり母なる地球からの恵みにほかなりません。
そして今、地球の資源は、綿も含めて危機的状況を迎えつつあります。私たち小倉 縞縞にも何かできることはないか、と考えました。
そんな時、美しい自然を守るため、具体的にアクションを起こしている皆さんとの出会いがあり、クリーンアップ活動からつながる循環型の糸を使った、小倉織を開発しました。

縞縞 EARTH:FOREST GREEN and OCEAN BLUE 〜クリーンアップ活動で回収したごみが糸へ、そして伝統織物へ。〜
https://shima-shima.jp/pages/forestgreen-oceanblue


循環型の糸を使った小倉織【縞縞 EARTH】からは、地球の森をイメージした生地が誕生しています。
素材は、たて糸に綿、よこ糸に再生ポリエステルを用い、柔らかな肌触りの自然素材と地球環境に配慮した再生の糸を合わせることによって2つの素材の長所が融合した、美しいグラデーション、艶やかで色鮮やかな縞、使い心地の良い生地です。


#141 FOREST GREEN
みどりの星:森や山、植物をイメージ。
豊かな自然を守るために、一人ひとりのアクションが美しい地球の未来へつながっていくと考え、小倉織の伝統的なたて縞と、深く繊細なグラデーションによって地球の美しさを表現しました。

豊かな森が豊かな海を育むように、自然の自浄作用だけに任せるのではなく、恩恵を受けた私たちが手入れをし、持続させていく。一人ひとりのアクションが美しい地球の未来へつなげていくことができるのだと私たち小倉縞 縞は考えます。

この先も美しい地球が続くために、環境に配慮した取り組み、素材から生まれた小倉織【縞縞 EARTH】が、皆様のライフスタイルを見直すきっかけとなれば幸いです。



▼#141 FOREST GREEN アイテム一覧
https://shima-shima.jp/pages/141-forest-green


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