HAKAMA DENIM
HAKAMA DENIM
ハカマデニム
NEW COLOR DEBUT
ANREALAGE × KOKURA DENIM
スペシャルコラボレーション
「ハカマデニム」に新作登場
2021年9月のデビューより高い人気を誇り、一時期は完売となっていた「ハカマデニム」に新作が仲間入りしGray/Dark Grayの2色展開となりました。
ハカマデニムは世界で活躍するファッションデザイナー「ANREALAGE(アンリアレイジ)」森永邦彦氏デザインによって誕生しました。まさに伝統の中の革新を謳うKOKURA DENIMのエッセンスを形にしたようなスタイル。一度途絶えた小倉織を復元・再生し未来へ繋げるという私たちの想いに賛同してくださった森永氏デザインのハカマデニムは、武士の袴にルーツを持つKOKURA DENIMを象徴するアイテムです。
MESSAGE FROM KUNIHIKO MORINAGA
アンリアレイジ 森永邦彦氏からのメッセージ
洋装と和装の越境。小倉織のテキスタイルが使われていた武士の袴という用途に着目し、その時代の東西の洋服の構造を一つのデザインとして繋ごうと考えました。
西では、ゴールドラッシュに沸くアメリカ西部でジーンズが誕生し、東では武士の袴が盛んに作られていました。ジーンズの様相をつくることと、和装のデザイン構造を取り入れること、双方を両立させるべく制作をはじめました。
和装は平面構造のため骨格で着る服と言われ、洋服は立体構造のため肉体で着る服と言われていますが、双方の要素が折衷された服の形に可能性を見出そうとしました。
今回のデザインでは、立体的な身体にフィットするジーンズのスケールを拡大し、身体から離れた平面的な形である袴にシルエットを近づけています。
人の体型に応じてウエストをラッピングすることで、和装の袴と洋装のパンツ、双方の要素が折衷されたシルエットをつくります。それは男女の性差や老若の体型差といった人と人の間にある様々な壁を越境し、誰もが等しく着用できる自由な洋服の形です。
DETAIL OF HAKAMADENIM
独特な風合いをもつKOKURA DENIMの魅力を最大限に活かす、
唯一無二の秀逸なデザイン
ハカマデニムは、実は5ポケットのスタンダードなデニムパンツの形をしています。
通常パンツの150%スケールサイズのため、一見大きさに驚きますが、自然と生まれるウエストの余白を折り返しラッピングすることで、どんな体型の人でもその人に合ったシルエットが現れる、多様性を極めたデザインです。
KOKURA DENIMの最大の特長でもある、霜が降りたように白い斑点をまとったグレーは、黒糸と白糸を撚り合わせた杢糸(もくいと)をたて糸に使用することで表現しています。デニムのもつカジュアルな印象を程よく押さえ、クールで洗練された印象を与えます。
裾に向かって広がるワイドシルエット、ウエストのラッピングによって生まれる折目が、足の動きに合わせて表情を変え、生地のもつ質感を最大限に活かす美しいデザインが構築されています。
KOKURAORI and KOKURA DENIM
KOKURA DENIM
KOKURAORI and KOKURA DENIM
日本デニムのルーツと言われる、
小倉織の軌跡。
江戸時代初期より、武士たちの袴地として珍重された、小倉織。
明治から昭和初期にかけては、「霜降小倉(しもふりこくら)」と呼ばれるグレーの小倉織が、学生服や作業着などに使われるようになり、丈夫で地厚な小倉織は日本中に浸透しました。この高密度故に丈夫でしっかりした質の高い小倉織こそが日本のデニムのルーツとも言われています。
BIRTH OF KOKURA DENIM
KOKURA DENIMの誕生
この頃つくられていた厚手の綿織物は、アメリカで「DENIM」と呼ばれているものとほぼ同じものでした。戦前の日本でもデニムという言葉が既に使われていたという記録もあります。小倉織の技術を受け継いだ、「備中小倉」という生地をつくっていた岡山県井原市は今につながる国産デニムの生産の中心となっています。
日本デニムのルーツと言われている小倉織にしかできないデニムを、小倉織発祥の地である福岡県北九州市で誕生させたいという強い想いからデニム開発が始まりました。