July : 七月・文月 〈藍漸〉

今月の縞7月の小倉縞縞の生地トップ


藍漸 
あいぜん Indigo Gradation #89

「浮世絵」は日本が世界に誇る版画アートです。版木で色を重ねていく過程のグラデーションは、小倉織だからこそ表現できる色の濃淡と共通しています。「藍漸」の藍色のグラデーションは、北斎が好んで用いたものを糸で再現したいと望んだもの。「せり上がる大波」や「滝の水」に使われ、ジャパンブルーの原点を想起させます。白と藍色の対比という、他の色がないからこそ、強く清々しく、大気を感じていただけることでしょう。
デザイン監修・築城 則子


北斎といえば「神奈川沖浪裏」が思い浮かびます。躍動する大波の見事な写実、鮮やかな藍と白のコントラストの印象は、私たちが抱く海のイメージの原景に感じます。七月の《今月の縞》#89「藍漸」は、糸の絵の具で描かれた精緻な波の再現です。広げれば、大海原に漕ぎ出していきたくなる。そんな気持ちにさせてくれる縞ではないでしょうか。
選と文・三井

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