処暑を過ぎ、夜は虫の音が心癒してくれる季節となりましたね。
暑くても楽しい思い出の残る夏の時間を、今年はみなさまどのようにお過ごしになられたのでしょう。
心向くまま旅に出ることもなかなか叶わないというこのご時世、縞縞の逸品をめぐる心の旅に出てみませんか。
第一弾は熊本県伝統工芸認証品である「来民の渋うちわ」。
栗川商店と小倉 縞縞がコラボレーションした、デザイナーこだわりの「渋うちわ」をご紹介します。
「来民の渋うちわ」は、熊本県北の山鹿市の東部に在る鹿本町来民(かもとまちくたみ)で作られ、京都や四国・丸亀と共にうちわの三大産地とされてきました。
慶長5年(1600年)、四国・丸亀の旅の僧が一宿の謝礼としてうちわの製法を伝授したのが始まりと言われ、創業はおよそ380年前、肥後国山鹿郡は、当時より楮(こうぞ)の木(製紙の原料)の産地として有名であり、山鹿灯篭を製作する堅牢なる和紙の産地であり、加えて竹林繁茂という土地柄もあって、当時の藩主・細川氏が渋うちわの製造を推奨し、この地の主要産業になったそうです。
「渋うちわ」の特徴は、柿渋を塗ることによってうちわを丈夫に、長持ちさせ、「乱暴に使わなければ、百年もつ」と言われるほど。
含まれるタンニンによって防虫効果もあり、「悪い虫がつかない」という事で、縁起ものとしても重宝されます。
また、年が経つごとに深みのある色合いになるので、長く愉しむ事ができます。
全て手作りにて作られた、丈夫で美しいうちわと、小倉 縞縞のコラボレーション。
仏扇タイプ、バッグにも入るミニサイズうちわ、
専用スリーブケース入りで、ギフトにもおすすめです。
※今後の追加生産予定は現在ございません。在庫が無くなり次第終了いたします。