2016.07.06 (wed)

【 風呂敷と小倉織 】

明後日8日に縞縞 井筒屋店にて「風呂敷の結び方アレンジ体験会」を開催しますが、それを記念して今回は風呂敷の歴史をご紹介いたします。

風呂敷のルーツと言える「物を包む布」の歴史は古く、奈良時代には御物(皇室の所蔵品)を保管するために使用された布が存在し、現在は正倉院に収蔵されています。

平安時代になると貴族たちが装束を包んで運ぶ布を「ころもつつみ」と呼び、鎌倉時代には「平包み」と呼ばれて、武士にとっては戦いの手柄である敵将の首を包み運ぶ役割も果たしていたそうです。

現在の「風呂敷」という表現が見つかっている最古の記録は、「駿府御分物道具帖」(元和二年=1616年4月17日に家康が没した際の遺品形見分けを記録したもの)と言われ、 その中に「こくら木綿風呂敷」の品目が記されています。この頃、すでに小倉織が木綿産業において抜きんでた存在であり、木綿風呂敷の代名詞であった様子がうかがえます。

当時、入浴(沐浴)の際の着替えを包んだり、脱衣所でほかの人と衣類が混じらないように下に敷いて身支度をするのに使われた事から「風呂敷」という名前になったようです。

その後、町人文化へと風呂が広まっていき、普及してきた丈夫で洗いやすい木綿風呂敷が重宝されていったと言われています。

シンプルな四角い木綿布ではありますが、日本人の生活や文化に寄り添ってきた風呂敷。

ぜひ「風呂敷の結び方アレンジ体験会」で今の時代にあった素敵な結びや包みを習得してみて下さいね。お中元をお持ちになるときや夏のお出かけの時に、きっと使える結びや包み方に出会えるはずです。
当日はちょっとした粗品のお土産もございますので、お誘い合わせの上ご参加くださいませ。

日本酒を包んだ風呂敷

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