2016.11.30 (wed)

門司・甲宗八幡宮【 願いを込めた小倉織の御守 】

「”槍をも通さぬ小倉織”と、武士たちに重宝された丈夫な小倉織で、特別な御守を作りたい」とのお話を縞縞に頂いたのは、2015年の10月のことでした。

甲宗八幡宮は門司六ヶ郷の総鎮守であり、源氏・平家にも縁深く、地元の篤い信仰を集めて来られた戦の神。

甲宗八幡宮

武士の間で、小倉織の袴が災難除けの袴として用いられ、全国的に広がったといわれている由来が、1800年前後に起こった「小笠原騒動」の中にあるそうで、
中老・澁田見主膳が刺客に襲われた際、槍で腰を刺されたが、槍の穂先が小倉織の袴の裾をすべったため、主膳はかすり傷もなく命を守ったという逸話をご存知になり、
本来の”御守”に相応しい、小倉織での御守をというお話になったそうです。

御守に使用した小倉織 縞縞の生地

お参りに来られる方を、あらゆる災厄から強く守り、ご多幸をもたらしたいとの甲宗八幡宮様の願いをどのように形にするのか。

1年にわたって、構想を練り、試作を繰り返した結果、小倉織の生地を使用するだけでなく、護符としての結びにもこだわった御守が完成しました。

甲宗八幡宮の小倉織御守

あげまき結びを結んでいる様子

結びは、結びの専門家・関根みゆき氏の監修・指導を頂き、
ほかにはない「あげまき結び」(悪霊から身を守り、多幸を祈願すると言われている)を取り入れ、神社様で、ご祈願だけでなく、心を込めて一つ一つ結んでご用意いたしました。

贈り物としても喜んでいただけるような美しいお守りになったのではないかと思います。

甲宗八幡宮 御朱印帳

また、格式高い神社として多くの参詣を集めるも、御朱印帳をお持ちでなかったことから、
今回御守に合わせ、御朱印帳も作らせて頂きました。

時間をかけて、御朱印を収集する用途にも、
丈夫で、使うほどになめし革のように経年変化が楽しめる小倉織の生地は最適だったようです。

甲宗八幡宮宮司様御朱印を押される様子

御守・御朱印帳は甲宗八幡宮 授与所にてお求めいただけます。

甲宗八幡宮御守りが並んでいる様子

甲宗八幡宮御朱印帳が並んでいる様子

お守りを長く持っていて頂きたいという想いもあるそうで、その点でも小倉織の丈夫な生地がお役にたちます。
(通常一年で取り替える御守りですが、満願の御祈願の後は記念品としてお持ちになられても良いそうです)

これからの新しい年を迎えるときに、受験などの人生の戦いのときに、この御守りを手にした方にご利益がもたらされますように。

ぜひ、甲宗八幡宮様へお参り頂き、願いがこもった御守をお手に取られてみてください。


※動画の文字はスマホでは見づらい場合もございます。掲載内容は以下となります。

【甲宗八幡宮とは】
甲宗八幡宮は八幡三神を祀る
戦の神であります。
古代では都を西門の守神として鎮まり、
中世には朝廷からの尊崇厚く、
源氏・平家に縁深く、
門司六ヶ郷を支配した門司氏の氏神となり、
足利尊氏や周防国の
大内家から崇拝されました。
近世には細川家・小笠原家から
小倉藩の守護神と崇められ、
近代には門司で起業した
出光佐三氏を始め多くの崇敬を集め
現代に至ります。

【御守について】
江戸時代、
小倉藩の特産物であった
小倉織の袴はとても生地が強く、
槍で突かれても
刃先を通さなかったことから
「災難除け」として
全国で有名になりました。
小倉藩から特別な崇敬を受けた
甲宗八幡宮で、
この度小倉織の生地を用いた
御守をつくりました。

【結びについて】
「むすび」という言葉は
「ムス(産ス)」という自らの生成力と、
霊力をあらわす
「ヒ(霊)」から成り立ちます。
古代の人々は結び目に
神秘的な力を感じ、
松や草の端を結ぶことで
旅の安全や多幸を祈願しました。
古くから結びは悪霊から
身を守ると信じられ、
鎧兜の背面にも美しいあげまき結びが
護符として付けられています。
神功皇后の御甲を御神体とする
甲宗八幡宮の御守にも
このあげまき結びが結ばれています。
監修・指導/関根 みゆき

【御朱印帳について】
御朱印の起源は諸説ありますが、
元々は寺社に写経を収めた際の
受付印だったと言われています。
現在では参拝の証として
墨書で社名や日付を記入し、
その上に朱印を押したものが
御朱印と呼ばれています。
御朱印を集めることを集印と呼び、
集印する専用の帳面を御朱印帳と呼び、
江戸時代にはすでに
存在していたと言われています。

2016年12月1日
甲宗八幡宮にて頒布開始

  • Archive
取り扱い店舗 online shop

インターネットでもご購入頂けます。